タスクシュート(TaskChute)とは
Todoリスト内のタスクをそのタスクの順序に並べ、タスク毎に作業時間を割り振り、実際に作業を行い、その時間を記録していくものです。
タスクシュートはTo Do リストに、タスクごとの時間の概念を追加したものです。
それぞれのタスクにかかる予想時間と、実際にかかった時間を記録しながらスケジュールを進めることで、タスクごとの振り返りと、1日ごとのふりかえりを可能にして「24時間の使い方」を見直すことができます。
スラッシュワーカーズHpより
タスクシュートの発明者である大橋さんは、タスクシュートのメリットを以下の3点を挙げている。
- やるべきことを漏れなく把握できる(「時間負債」の一元化)
- 「クローズリスト」が得られる(タスクの一元化)
- 作業記録を兼ねられる(経験の一元化)
やるべきことを漏れなく把握できるとは、タスクをすべて洗い出し、リスト化することによりやるべきことが明確になる。
「クローズリスト」が得られるとは、「クローズリスト」とは、1日分のTodoリスト化した後には、新しいタスクを追加しないリストのことです。やるべきことに集中できるというメリットがあります。
作業記録が兼ねられるとは、開始時間と終了時間の記録が残ることにより、作業にかかった時間の記録が取ることができる。作業時間の記録を元に、同様なタスクの見積もりのベースとなる。
タスクシュート(TaskChute)の種類と特徴
タスクシュート(TaskChute)には、3タイプがある。
- エクセル版 TaskChute2
- iPhone版 たすくま
- クラウド版 TaskChute Cloud
エクセル版 TaskChute2

特徴は、エクセルのマクロで作られている。PCは、Windows、エクセルソフトが必要です。MAC版では、正しく一部動かない。(最新版は不明)
iPhone版 たすくま

iPhone版のタスクシュートは、「たすくま」というアプリを使います。特徴は、タスクを実行した位置情報を記録することができる。iPhone内のアプリとの連携ができます。例えば、食事のタスクを実行時に、カメラのアプリをショートカットで起動できます。Apple Watchで管理することができます。
クラウド版 TaskChute Cloud

特徴は、PC、スマホがあれば、だれでも始められる点です。ハードの制約がありません。タスクシュートとしては、後発のため、洗練された画面となっています。
ひとりよがりのタスクシュートオススメ度
比較表
TaskChute2 | たすくま | TaskChute Cloud | |
特徴 | エクセルベース | iPhone App | Webベース |
メリット | 作業記録をエクセルで 分析が可能となっている | iphoneですべての作業を 完了できる | MAC、Windows、iPhone、 Android専用アプリがある |
デメリット | 持ち運びができない | PCでの操作ができない | サブスク |
費用 | 6,600円 | 3,600円 | 486円/月・4,860円/年 |
評価 | ⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ | ⭐︎⭐︎⭐︎ |
評価まとめ
iPhoneを使っている方は、たすくまがオススメです。費用が最小で、タスクシュートが可能です。また、PCがなくても、操作が可能です。次点は、TaskChute Cloudです。iPhoneを持っていない場合は、これ一択となります。タスクシュートの機能として、満足できますが、費用がずっとかかり続けるため、コストがかかります。最後にTaskChute2です。これの最大の問題点は、エクセルが必要になることと、PCが必要となるので、モバイルには向いていません。
まとめ
私は、TaskChute2→たすくま→TaskChute Cloudというように使ってきました。理由は、簡単です。当時は、それしか選択肢がなかったからです。新しいタスクシュートができると、過去の問題点が、フィードバックされていて、よいものになることが多いからです。
最後にTaskChute Cloudに行き着いてのですが、今、私が、TaskChute Cloudを使いっているかというとそうではありません。なぜならば、経済的な理由といえば、かっこいいですが、4,860円/年の支払いをずっと続けていくお金がありません。
目標達成のツールとしては、最適だと信じていますので、タスクシュート、お金をかけずとも、タスクシュートの考えでタスク管理ができるということを最後にお伝えします。